目が×

突然ですが、刺繍を始めてしまいました。

昨日はユザワヤをフラフラ彷徨っていて

とても楽しかったです。

始めた刺繍はクロスステッチ。

耽美で瀟洒な薔薇の苑を作るのだ♪

プチポワンにも憧れるけど

ちょっと凄すぎて手が出ませんでした。

ドット絵みたいで楽しいんですわよ。

で、私、自分では異常なまでに几帳面で

融通が利かないと思っていたんですね。

だからクロスステッチなんて始めたら絶対に升目を間違えたり

クロスする方向を間違えたりするのは許されないだろうと思ってました。

ところがところが…

いや、本当は升目間違えはきちんと刺し直し

クロスの方向は一定にしなくてはいけないのです。

裏さえも同じ方向に糸が渡っていなくてはいけないんです。


が

自分、すっごくアバウトな人間だということが分りました。

べつにーー、裏見せるわけじゃないんだしさ

方向なんて違ってたって、誰もわかりゃしないわよね。

間違えたところも適当に誤魔化しちゃえばオッケーじゃん。


驚くほどの適当人間です。


そうか、あまりに適当すぎるんで、それじゃあ拙いよってことで

几帳面に振舞うことで自分を戒めていたのかも。

確かに…子供の時は何でもかんでも適当だったもんなあ。

これからは、ちょっと箍を緩めた方が残りの人生楽しいかもしれん。


そうそう、勝手に自分で決め付けていた性格といえば

私はズッと閉所恐怖症だと思っていました。

映画館やコンサートホールでつまらなくなってくると

ジッと座っているのがつらくなってくるんです。

これは閉じ込められているからだと思っていました。

ところが…

ＭＲＩを受けたとき

すっごく楽しかったんですよね。

それに、胎内めぐりとか仏様の下をぐるぐる巡るのありますでしょ。

真っ暗な中を手探りで歩くの。

あれも、大好きなんです。

楽しいと同時に、すごく落ち着くの。

どうやら閉所が怖いのではなく

つまらなくなって退屈しちゃった時にジッとしていられない

お子様的我儘な性格だということが分りました。